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尾州久田流下村家6代目家元 下村 宗隆さん

修行の体験を茶道に

名古屋で名門の茶家・尾州久田流下村家の6代目家元を4月に襲名しました。同流派は、千利休のおい・久田宗栄に始まり、明治維新後に近代茶道が衰退する中、尾張には門弟を抱えた茶人が多く健在し、その1人である大高の下村実栗(みつよし)(1833~1916年)に受け継がれ今に至ります。

5代目の瑞晃さんの息子で、宗隆さんの叔父にあたる彰さんが6年前急逝し、当時会社員だった宗隆さんが後継者に。「幼い頃から祖父が茶道家であることは周知していて、茶の湯に親しみを感じていました。家元を襲名することにあまり抵抗は無かったです」。

茶道の家元の中には、大徳寺(京都)の僧の下に参禅する家元も多く、宗隆さんも同寺で出家し3年間修行に励みました。社会人を経験してからの同寺での生活は「不自由なことも多く、特に最初の半年間はとてもつらかった」そうですが、「厳しいが、心の在り方を学びました。この体験を茶道に生かしていきたいです」と話します。

年に10回程度の茶会を行い、10月には氷上姉子神社で献茶式を開催します(当日券は数量限定販売/見学は自由)。「茶道の心得である一期一会の出会いを大切にし、感謝の気持ちを忘れず、これからも茶道にまい進していきたいです」