ロカル緑区 > トピックス > ブログ一覧 > 2020東京五輪ストーリー★日本車両★

トピックス

2020東京五輪ストーリー★日本車両★

▲鳴海製作所。「部品製作から出荷まで一連の工程を行っています」


縁の下の力持ち「日本車両」鳴海製作所

2020東京五輪の施設建設を担い、日本を支える縁の下の力持ち…といえば何でしょう。答えは、基礎工事を行う「杭(くい)打機」などの「働くクルマ」。特に、くい打ち機は建物の基礎となるくいを地中に打ち込むための機械です。大きな工事現場で黒い煙突のようなものが立っているのを見たことがあるでしょう。建物を建てるには、土台を作る基礎工事が、地震が多い日本では欠かせません。

新幹線の車両を製造していることでもおなじみの「日本車両」(本社/熱田区)。同社の鳴海製作所(鳴海町柳長)では、くい打ち機などの建設機械や発電機を製作しています。

▲「大型杭打機」。別名はパイルドライバー(写真/日本車両提供)

鳴海製作所ではもともと貨車を製造していましたが、昭和34年から、同製作所は車両造りの技術を生かして建設機械の製造に移行し、現在に至ります。同製作所所長の冨田庸公さんは「部品の製作から、組み立てや塗装、出荷に至るまでの一連の工程を当製作所で行っています」と話し、日本の製造業で大量生産が主流になっている中、客先の要望に沿った機械を一つ一つ手作りで造ることができるのは、熟練した職人の技術力があるから。

2020東京五輪のために新設された施設の基礎工事には、日本車両のくい打ち機が使われているとのこと。緑区で作られた「働くクルマ」は、陰ながら日本を支えています。